皆さん、エンジンオイルの定期的な交換は怠っていませんか?
エンジンオイルの劣化は車の様々な機能を低下させてしまうので定期的に交換する必要があります。交換の目安は車種やメーカーによっても異なりますが、走行距離 約5,000kmまたは6ヵ月程度が一般的。
【オイル交換時期の目安】
●ガソリン車 :15,000km、または1年
●ターボ車 :5,000km、または6ヵ月
●ディーゼル車:5,000~20,000km、または6ヵ月~1年
ただし、車の使用状況によってはオイルの劣化が早く進む場合もあるので、愛車に合わせて適切なタイミングで交換しましょう。
下記のようなシビアコンディションに当てはまる車の場合、エンジンオイルの劣化が早まります。
・悪路での走行が多い
・走行距離が多い
・山道・登坂坂路の頻繁な走行
・短距離走行の繰り返し
・長時間のアイドリング
・外気温が氷点下以下の道での走行
そのため、シビアコンディションに当てはまる場合は、上で紹介したオイル交換の目安よりも交換時期を早めましょう。
エンジンオイルの交換を怠ると、以下のトラブルが発生するリスクが高まります。
1.燃費が悪くなる
劣化したオイルはエンジンの洗浄ができなくなり、燃料やオイルの燃えカスであるスラッジが発生し、エンジン内部に溜まっていきます。すると、可動部や回転部の動きが汚れによって悪くなり、燃費を悪化させてしまいます。
2.エンジン内部の部品が摩耗する
オイルが劣化すると、潤滑性を失い部品の摩耗が進行します。放熱効果も低下するので、ピストンリングが固着したり、ベアリングが焼き付くなど、パーツが破損する恐れがあります。
3.エンジンが焼き付く
エンジン内のパーツが溶けてしまうことを、「エンジンの焼き付き」と言います。エンジンが焼き付くと、走行中に車が突然停止する危険性があります。