南足柄市にお住まいのお客様より、車のクラッチ交換のご依頼をいただきました。
クラッチとは、エンジンとトランスミッション(変速機)の間に取り付けられている円盤状の総称です。発進、停止、変速時にエンジンの力をトランスミッションに伝えたり遮断したりする重要な役割を持っています。
今回は、「クラッチから異音がする」とのことでご来店いただきました。さっそく調べたところ、パーツが摩耗しており、劣化していたことが異音の原因でした。新しいパーツに交換し、異音がなくなったことを確認しました。
三橋自動車では南足柄市だけでなく、小田原市、開成町、大井町などにお住いの方からも修理のご依頼をいただいております。
クラッチが劣化してしまう原因は、今回のようにクラッチ盤の摩耗にあります。
摩耗は半クラッチをすることによって起きてしまいます。普通に発進やバックで駐車する際に半クラッチを使用する程度では、傷むことはほとんどないのですが、「半クラッチを使い続ける」ことでクラッチ盤が摩耗してしまいます。発進やバックの際は一時的な半クラッチですが、「停車中ずっと半クラをキープしておく」や、「走行中左足をペダルに乗せておく」といった使い続けることをすると、どんどんクラッチ盤は摩耗し、劣化してしまいます。
できるだけ使い続けないように注意することが大切ですね。
「クラッチはいつ交換したらいいの?」と思われる方も多いと思います。
クラッチの交換時期の目安は平均的には走行距離5万km〜10万km前後と考えておくと良いです。ただ、お客様の使用頻度、運転するシチュエーションによってもかなり変わってくると思うので、下記の症状が現れたら、交換時期になっていなくても修理に出すことをオススメいたします。
・クラッチペダルが重たくなる
・クラッチのミートポイントが近くなる
・クラッチの焼けた不快なにおいがする
・クラッチが滑っている
・発進時にジャダーが出る
・クラッチ関連部品より異音が発生
今回は最後の「クラッチ関連部品より異音が発生」があり、ご来店いただきました。放っておくと修理費用が上がったり、走行中に事故を起こしてしまう可能性があります。「ちょっとクラッチの調子がおかしいな…」と思われた方は、お気軽にご相談いただければと思います。