小田原市にお住まいのお客様より、ダイハツ タントの車検のご依頼をいただきました。
いつも車検でご利用いただきありがとうございます。車検にて点検をさせていただいたところ、タイロッドエンドブーツが破れていたので交換いたしました。
タイロッドエンドとは、ハンドル操作の力をタイヤに伝達し、路面の変化による衝撃と振動を吸収して車両の操作安定性を保つ部品のこと。
タイロッドエンドの関節部は摩擦を抑えるために潤滑剤(グリス)が塗布されており、漏洩防止と異物の浸入防止のため、ゴム製のダストカバーが取付けられています。このゴム製のダストカバーのことを『タイロッドエンドブーツ』といいます。
タイロッドエンドブーツはゴム製なので、使用とともに徐々に摩耗してひび割れが起きたり破れたりします。
ブーツが破れてグリス漏れが起きたり異物が混入すると、関節部の潤滑ができなくなります。そのまま走行を続けると、関節部の金属同士が擦れ合わさって異音や破損の原因となり、最悪の場合は関節部が外れてハンドル操作ができなくなる可能性も。
ブーツが破れていると車検にも通らないため、交換する必要があります。
ダイハツ タントの車検・タイロッドエンドブーツ交換が終わりました。
タイロッドエンドブーツは、5年~7年または走行距離5万km~7万kmあたりでひび割れしてきますので、このあたりで交換するのがベスト。タイロッドエンドブーツが破損すると、オイル漏れや警告灯点灯、パワステが重い、ハンドル操作時に異音、ガタつきなどが発生します。
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