タイヤのバーストとは、タイヤが破裂してしまうこと。高速道路を走行中に起こりやすい現象のため、大きな事故に繋がりかねる危険な現象です。
こちらのページでは「バーストする寸前の予兆」や「原因や予防法」を分かりやすく解説していきます。参考にしていただき、未然にタイヤのバーストを防ぎましょう。
バーストが起こる寸前には、前兆が現れることがあります。下記のような症状が現れた場合は、バーストする可能性があるので走行を中断しましょう。
【1】スタンディングウェーブ現象
スタンディングウェーブ現象とは、横から見たときにタイヤが波打ったようなウェーブ状に変形してしまう現象。この現象が起こるとタイヤが発熱し、バーストに繋がります。
前兆としては、走行中にハンドルが重たくなったり、車体がブレやすくなるので、このような症状が発生したら注意が必要。
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【2】タイヤのひび割れ
ひび割れたタイヤのまま走行していると、バーストに繋がります。ひび割れやタイヤがすり減っている場合は、タイヤ交換を依頼しましょう。
バーストの原因をご紹介いたします。
【1】外部からの衝撃
縁石や障害物にぶつけるなど、タイヤに過度な衝撃が加わるとバーストに繋がります。
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【2】空気圧の低下
タイヤの空気圧が低下している状態で走行すると、タイヤが異常発熱を起こし、タイヤ内部が損傷することでバーストの危険性が高まります。
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【3】タイヤの劣化
タイヤ交換はメーカーや車の使用状況により、交換のタイミングは異なりますが平均2~3年。定期的なタイヤ交換を怠り、劣化したタイヤのまま走行するとバーストが起こるリスクが高いです。
ここまででタイヤのバーストは、かなり危険な現象と分かりましたね。では、バーストの予防法をご紹介します。
【1】タイヤの状態をチェック
車に乗る前にタイヤにひび割れなどの劣化がないかや異物が刺さっていないか、などをチェックする癖をつけると良いでしょう。また、空気圧の低下もバーストに繋がるため、空気圧の点検は定期的に依頼しましょう。
【2】紫外線や直射日光を避ける
紫外線や湿度・温度はタイヤの劣化を早めます。そのため、車を駐車する際はなるべく、日陰や屋内のガレージを選ぶか、もしくはボディカバーなどでタイヤを覆うことをオススメします。