前回の記事『車のエアコンが効かない原因を徹底解説(1)』の続きになります。
神奈川県南足柄市にある三橋自動車は、累計入庫台数3万台以上と地域トップクラスの実績を誇る指定整備工場。エアコン修理やエアコンガスチャージもお任せください。確かな技術を持つ整備士が、お客様の愛車を責任を持ってお預かりいたします。
サーボモーターはエアコンの風の温度調整をする機器。
サーボモーターの中で冷風と温風を混ぜて設定どおりの温度の風にします。そのため、サーボモーターが故障すると、適切な割合で空気が混ざらず、エアコンの設定と違う温度の風が出てきてしまうんですね。
車種によっては、ヒューズが切れてエアコンが作動しないことがあります。
ヒューズの位置は車の説明書を見ればすぐ分かるので、切れたヒューズの交換は難しくありません。しかし、車の電気系統にトラブルが発生している可能性があるので、何度も連続して切れるようならメンテナンスが必要です。
電源を制御するリレーが故障した場合、電流が流れずエアコンのコンプレッサーが動かなくなります。
リレーも車種によってついているかどうか変わるのでチェックが必要です。
暖房が効かない原因として、サーモスタットの故障も考えられます。
サーモスタットはエンジンの冷却水の流れをコントロールする弁のような部品。サーモスタットが故障すると、冷却水の循環が止まらなくなり水が温まらないため、暖房が効かなくなるんですね。
車のエアコンの効き方は、外気温やエンジンの回転数など外的要因にも左右されやすいです。故障しているのか、または外が熱すぎてなかなか冷えないのかの見極め方をご紹介します。
1、内気循環にして風量を最大にする
外の空気を遮断した状態でもぬるい風しか出ない場合、エアコンがうまく作動していないことが考えられます。
2、最低温度にして冷えるか確認する
しばらく待っても全くエアコンが冷えない場合は故障している可能性が高くなります。
3、フィルターの掃除・交換
フィルターの掃除や交換をしても車のエアコン不調が改善されない場合は故障が考えられます。
4、エアコンガスを補充する
エアコンガスが不足しているかどうかは、アイドリングにした状態でエアコンを最大風量でつけることで確認できます。この状態でエンジンルームのサイドガラスに泡が立っている場合、エアコンガス不足が考えられます。エアコンガスを補充してもエアコン不調が改善されない場合は故障が考えられます。
5、渋滞時はエンジンの回転数を上げる
渋滞中に突然エアコンの効きが悪くなった場合、エンジンの回転数を2000ぐらいまで上げてみてください。これでエアコンの効きが元に戻るなら故障ではありません。
神奈川県南足柄市にある三橋自動車は、累計入庫台数3万台以上と地域トップクラスの実績を誇る指定整備工場。
「エアコンが冷えない」や「暖房が効かない」などのエアコン不調はお気軽にご相談ください。エアコン修理やエアコンガスチャージなど、確かな技術を持つ整備士が責任を持って対応いたします。
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