安全に車を走行する上で欠かせないのがブレーキのメンテナンス。
ブレーキパッドとは、ディスクブレーキを構成する部品の一つ。ブレーキローターを、キャリパーにセットされたブレーキパッドで押さえることにより、摩擦による制動が可能となっているんですね。
この摩擦によって、ブレーキパッドは徐々に擦り減っていきます。摩耗が進むとブレーキの利きが悪くなり、車を安全に停止させることができなくなるので、そうなる前に交換する必要があります。
ブレーキパッドは新品時には厚さ=約10mmあるのが一般的。
環境や走り方によっても変動しますが、ブレーキパッドは1万km走行ごとに約1mm減ると言われています。ブレーキパッドの交換目安は、パッドの残量が3mm以下になったタイミングがベスト。走行距離でいうところの30,000kmから50,000km程度が目安です。ギリギリまで使うのでは無く、安全性を考えて早めの交換をオススメします。
走行距離以外にブレーキパッドの「減り」を見極める方法があります。
【1】パッドウェアインジケーター
パッドウェアインジケーターとは、ブレーキパッドの脇に取り付けられている金属製のプレートで、ブレーキパッドが減ってくるとローターに接触して「キーキー」という音を発します。ブレーキペダルを踏み込んで、ブレーキまわりからこの音が聞こえるようになったらブレーキパッドは限界値を向かえていると考えられます。
【2】ブレーキオイルの残量チェック
エンジンルームを空けるとブレーキオイル(ブレーキフルード)のリザーバータンクがあります。ここにはアッパー/ロワのレベルゲージが設けられていて、外から見ても減りが分かります。このフルードの残量がブレーキパッドの減りと比例しており、ブレーキパッドが減るとブレーキオイルの液面が下がる仕組みになっています。
上記により、どの程度ブレーキパッドが減っているかはある程度推測することができます。日常点検でしっかりチェックし、ブレーキのトラブルを未然に防ぎましょう。
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